撚糸・綿糸

手芸糸・織糸・ニット用編み糸・タコ糸・食品料理用・結束糸などさまざまな用途に応じた綿糸を、種類・在庫も豊富に取り扱っております。
1綛からでもお気軽に、お買い求めいただけます。また、別注での染織も可能ですので、お問い合わせ下さい。

品名 特徴
品名 特徴
俗にタコ糸と呼ばれていて、何本かの糸を三本合わせて撚った糸を左撚りに撚った糸のことです。
例えば20×18(20/18)とは 20番手の糸それぞれ6本を3本合わせて撚っています(糸の総本数は18本となります)
  • 片撚(結束)片撚(クリックすると拡大します)
カード糸を使用しています。
カードとは、綿糸を作る際、わたの塊を平らなシート状にして短繊維や不良部分を取り除き、繊維を平行に揃える作用をする工程です。
コーマ糸と比較すると色艶・しなやかさが落ちますが、へたりにくく、ラフな風合いがあります。
  • コーマ糸コーマ糸(クリックすると拡大します)
コーマとは、カードの工程の後に、コーマ通し(combing = 櫛通し)という工程を行い、更に短繊維を取り除き、長い繊維のみを平行に揃える工程のことです。
ケバも少なく、太さのムラのない強い糸となり、肌触りもよく、やわらかさや艶があります。
  • シルケットシルケット(クリックすると拡大します)
シルケット加工とは、張力をかけながら苛性ソーダ処理をする加工のことです。
絹のような光沢・風合を持たせ、染色性が向上します。 *生成シルケット加工=生シル(きしる)
  • 精練精練(クリックすると拡大します)
精練加工とは、漂白・染色を行うための前工程として、不純物を除去し洗浄することです。
  • 晒(漂白) 晒(クリックすると拡大します)
晒加工とは、精練された糸を更に漂白して、天然の色素を抜き、純白に仕上げることです。
具体的には、生綿糸を綛(かせ)のまま精練釜などに入れ、石鹸や苛性ソーダ溶液で煮沸すると繊維中の蝋質・脂肪質・蛋白質などの雑物が、石鹸化して水に溶かし出します。
これを更に、漂白粉溶液に浸し、白く晒されたのを見計らって取り出し、よく絞り、硫酸の稀薄溶液に浸した後、清水で十分にすすいで乾燥させます。